伴走支援研究会 第1回会合 2023年2月12日 20:00~

| コメント(0)

 本研究会への登録人数10名

 第1回会合をZOOMにて開催しました。参加者は7名。

(1)メンバー自己紹介

(2)参考資料「中小企業伴走支援モデルの再構築について」

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/bansou/report/report.pdf

を題材にブレークアウトルームに分かれての意見交換をしました。

特に、p.9~13「2.経営環境の変化が激しい時代に適合した支援モデルの構築」の内容を中心にというテーマで以下の要点が議論されました。

・経営者が気づきのプロセス(内発的動機付け)が回らない。生産設備、安全投資は怠らないがデジタル投資は二の次。

・危機感をどのように気づけるか?大学の教育、企業にも共通する。体験する、目で見て危機感が生まれる。マレーシアに学生を連れて行ったら日本が遅れていることに気づいた。

・問題は経営者というかなぜか?問題、課題はいっぱいある、何が重要か整理できていない。

・組織の改善、改革が必要。少人数の組織で改革して、経営者に理解してもらえれば。ムダの洗い出しと整理。

・伴走支援は5年はかかるのでは。ツールを入れてから効果が出るのに時間をかける必要あり。

・ジョブ型で採用する。品質が落ちるのではないか。

・中小企業の社長は、自社の人材の力量がわかっているので、1年、2年で改革できると言われても半信半疑。

・従業員が楽しくできるような取組で長い目で伴走支援をおこなわなければならないのでは。

・DX認定は目的ではない。DX経営実現に向けて活動していることを宣言するもの。DX認定を受けてから伴走支援してDX経営を実現していくもの。

・伴走支援はトップとその近い人も含めてお互い理解、腹落ちをするための仲立ちをする。

・業界全体が危機感を持っていないこともある。横並び意識の打破が必要か。

・環境変化をみて現状のままではいけないという危機感を確認する取り組み。中小企業は強みにフォーカスをするやり方が注目されている。

・次回も、あまり絞り込みをせず、関心事を発散的に議論していくことにする。

コメントする

定款   会員規約   プライバシーポリシー   リーフレット