2021年9月アーカイブ

      Webセミナー 「DX時代における、つながるものづくり!ーIVIの活動紹介ー」

~「緩やかな標準」から世界のプラットフォームへ~

ESD21Webセミナー「DX時代における、つながるものづくり!ーIVI活動紹介ー」にご参加をいただき、ありがとうございました。下記の「■プログラム」欄に今回の発表資料を掲載させて戴きました。
IVIの活動が日本では地方でも行われ、また、世界でも行われ、認められていることを理解して戴けたと思います。
IVIの活動をより詳しく知りたい方は、10月7日10時からVI公開シンポジウム2021 -Autumn-~ ニューノーマルが意味する世界が本当に分かるまで ~ がオンラインで開催されますので、参加いただければと思います。
https://iv-i.org/2021/09/06/symposium2021_autumn/
最後に慣れない点もあり、運営が不十分であったことをお詫び申し上げます、今後は、運営の向上を図りますので、引き続きESD21のセミナーに参加をお願い申し上げます。(文責:山中)

(案内文)

IVI:Industrial Value Chain Initiative (インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ)は、ものづくりとITが融合したあたらしい社会をデザインし、あるべき方向に向かわせるための活動において、それぞれの企業のそれぞれの現場が、それぞれの立場で、等しくイニシアティブをとるためのフォーラムです。 

IVIが目指すモノコト改革は、「モノを製造・提供して、顧客から対価を得る」という考え方から、「顧客の経験価値を高めるために、モノにサービス的要素を加え、顧客と共に価値創りを行う」という考え方へ、変革がもたらされることと考えています。今般、ESD21ではプラットフォームやエコシステムを主導していくプレーヤーを育成していく場を提供する役割を果たしているIVIのメンバーをお招きして下記内容でのオンラインセミナーを開催します。

 

~~~  記  ~~~  

■ 日時:2021年9月30日(木) 15:30~17:30(接続受付開始15:20)

■ 場所:Zoom会議室 (URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、ビジターの方は定員余裕あれば9月13日より受付、参加費無料) 

■プログラム:
 15:30~15:45 DXとは(DXの簡単な説明)          ESD21理事 山中誠二 ⇒ 資料(山中) .pdf 

 15:45~16:30  IVI活動全般、先進研究分科会、標準化など    IVI事務局長 冨田浩治⇒ 資料(冨田) .pdf

 16:30~16:40  休憩

 16:40~17:25  IVIシナリオWG、地方セミナなど IVIビジネス連携委員会長 伊豆技研工(株)渡邊嘉彦⇒ 資料(渡邉).pdf 

 17:25~17:30  質疑応答  

〇講演概要

 IVIの「業務シナリオワーキング(WG)」活動は、製造業の現場の困りごとから出発した取り組みであり、この困りごとを   AS-IS(現状)として定義するところからスタートします。各WGはデータの重要性を認識し、データを集め、実証実験を推進しています。このようなWG活動を通じて、DXに向けた取り組みを紹介します。

また、地方の企業を集めて実施する「地方セミナ」、課題解決に使えそうな"シーズ"や先進的テーマに取り組む「先進研究分科会」を紹介します。

 

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームに必要事項記載の上、参加申込み下さい。

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ESD21「TPS&生産性向上」第3回Webフォーラム

仕事の本質を考えさせる自工程完結

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 昨日のWebフォーラムに参加の皆さんご苦労様でした(参加登録79名) 講師講演資料に加え、Q&Aで皆さんが共通に感じる質問の講演者回答を1件アップしました。定型的な繰り返し作業の生産現場と、非定型の創造的?設計作業とは確かに違う。しかし、非定型な設計作業を非属人的な要素作業に分ける事を、上司も担当者も拒否し、生産性向上を否定しているに過ぎない、と最近は思える。以下、コーディネタ役の古井理事の感想をそのまま掲載します。  次回10月26日(火)もご期待下さい。

 今回のWEBフォーラムを聴講するまでは、「自工程完結」という概念は何となく理解できるが、腑に落ちるところまでは理解できていないと自分自身の中で認識していました。ご講演の中で、TPSの自働化や品質のつくり込みが生まれた歴史的な背景や、製造部門だけでなく間接部門へも展開された自工程完結の意義について、自分なりに整理が出来て大変有意義でした。個人的には、ご講演の後半部分にもとても興味があり、今後は講演資料を参考にさせていただき、さらに自工程完結やTPSへの理解を深めたいと考えています。

<以下、イベント案内文>

 トヨタ生産方式(TPS)は、それがトヨタで確立されて50年経ち、原理原則は変わりませんが、現在のTPSは進化/深化しています。特筆する点は以下の二点。①トヨタが北米に進出した80年代以降、USの研究者が日本のモノづくりの強さの代表としてTPSを研究し、Lean(贅肉のない)方式として業種業態を超えて広まり、世界中の研究対象になった事。②TPS実践のツールとしてのITの飛躍的進化と、人間系のLXやDE,DXで「人間系とIT系の融合」による新しいビジネスモデルの創出、です。ESD21では、TPSを現場改善や製造業を超え、全ての経済・社会活動の生産性向上の理念/哲学と捉えて活動を進めています。

  (注) DE= Digital Economy,Digital Enterprise    DX=Digital Transformation  LX=Lean Transformation

 第3回Webフォーラムのテーマは、自工程完結について、「トヨタの自工程完結」の著書で有名な元トヨタ副社長の佐々木眞一氏の直属部下として5年間、自工程完結の普及展開に注力してきた講師に登場頂きます。自工程完結は、トヨタの実践する生産性向上のための取り組みであり、「品質は工程で造りこむ」という理念に基づき、「仕事に携わる一人ひとりが「」ら「工程」を「完結」させること」の意味です。(一部引用:Wikipediaより)

 TPSの二本の柱は「ジャスト・イン・タイム」と「自働化」です。自工程完結は後者の「自働化」を科学的なアプローチとして徹底するために始められ、トヨタの製造部門での自工程完結から、2007より副社長と森氏の活躍でスタッフ部門にも広く導入されました。なお、佐々木元副社長のESD21の年次記念講演会の資料は以下にUPしています。是非、事前に参照頂き参加下さい。

ESD21 H30年5月18日(金) 「平成30年度 特別講演会」

佐々木元副社長「トヨタの働き方を進化させる自工程完結」 

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~~~  記  ~~~  

■ 日時:2021年9月22日(水)16:00~17:45(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、ビジター歓迎、参加費無料) 

■ 講師: 森 浩三 氏   トヨタOB(中部品質管理協会講師、日本科学技術連盟講師、秋田県自動車産業アドバイザー)    講師の略歴は、最後尾に記載しています。

■ プログラム:
 16:00~16:10 挨拶と進行        ESD21代表理事:黒岩惠  ⇒  黒岩(TPSの「流れづくり」).pdf

 16:10~17:45 講演と質疑応答 講演時間:1時間、質疑応答:30分

「テーマ」:仕事の本質を考えさせる自工程完結

森 浩三 氏  ⇒ JKK講演資料(森).pdf  Q&A ⇒ 第3回Q&A(森)回答.xlsx

■ 講演概要:

 トヨタがモノづくりの現場に導入した自工程完結は、あらゆる仕事の正確さを確保することをも目的としている。会社創業当時から今に伝わる<監査改良の精神>は仕事の本質的な改善を要求するものであり、自工程完結は「品質は工程で造りこむ」を心がけではなく愚直に実践することで品質問題の撲滅に結び付けようとするものである。今回は自工程完結をキーワードとしてトヨタを語ってみたい。

(1) トヨタの歴史・・・・・品質への危機意識が会社を変えた

(2) 監査改良の精神・・・・・創業当時から今も

(3) 愚直さが全ての原動力

(4) 紐を引く・・・・・正常か異常かの判断

(5) 標準なきところに改善無し

(6) 再発防止は自工程完結を目指す

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、黒岩(skuro*esd21.jp)まで、メールでお願いします。*を@に置き換えてからメールをお送りください。

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 森 浩三 氏 トヨタOB(中部品質管理協会講師、日本科学技術連盟講師、秋田県自動車産業アドバイザー)

講師略歴:1968年トヨタ自動車工業(株)入社. トヨタにて、実験部、品質保証部(11年間),  製品企画(2代目タウンエース・初代エスティマ)(13年間)、原価企画(10年間)、品質保証・TQM(再発防止・自工程完結)(7年間)各部に所属。2006年から2011年まで、佐々木眞一氏(元トヨタ自動車副社長 現技監)を直属上司とする自工程完結の普及と促進に従事。トヨタ退職後は、PMとして秋田県の自動車産業振興プラン策定に関わり、現在は秋田県自動車産業アドバイザー。愛知県にて、中部品質管理協会・日本科学技術連盟の講師、名大附属病院ASUISHI(医療安全管理者養成)講師。 

特別企画Webセミナー「DXと製造業」

DXはこれからの製造業に何をもたらすか

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今回は150名の参加申込みの初のZoomウエビナー形式セミナーでしたがスマートに大好評のもと開催ができましたこと感謝申し上げます。DX第一人者の山本先生のご講演はDXの本質を初心者にも分かりやすく解説頂きました。特に従来型の企業で迅速に大胆に変革しない企業はデジタルビジネスモデルに変革できる企業や新規参入企業に淘汰されるとのアドバイスは参加者に強烈なインパクトを与え同時にDX化への意識・動機づけに大いになったものと思います。(文責 鈴木明夫)

9月17日.jpg

主催:一般社団法人 持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(ESD21)

後援: 公益財団法人あいち産業振興機構      

         後援、協賛(予定含む):一般社団法人 愛知県鉄工連合会、一般社団法人 日本自動車部品工業会 中日本支部、(株)Fourin 自動車問題研究会 東海支部

 世の中のデジタル化が進みDXがモノづくりにも大きな進化につながる可能性が生まれ、今後の企業経営に重要なテーマとなっています。特に中小企業の経営層の意識の変革及び業務改善とIT活用の両面ができるDX人材育成が急務です。今般、ESD21ではDXの本質的な理解や効果的な取り組み方法及び今後の展開について、この分野の第一人者の講師をお招きして下記Zoom方式でのオンラインセミナーを開催します。

 講師の山本先生は現在、ESD21が協力しているあいち産業振興機構主催の愛知県デジタル活用人材研修でも講演され大好評です。また、9月3日に名古屋国際工科専門職大学主催で開催された山本先生の「DXオンラインセミナー」が好評で、今回のセミナーではZoomの契約変更して、定員増に対応しております。ぜひこの機会をお見逃しなくご活用賜りたくご案内申し上げます。

 9月3日開催DX特別オンラインセミナーのリーフレット ⇒   https://www.iput.ac.jp/assets/files/nk_dx_%20seminar_210727.pdf

あいち産業振興機構主催:愛知県デジタル活用人材研修の黒岩講演資料(7/28 、8/23)⇒ 資料(黒岩).pdf

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~~~  記  ~~~  

■ 日時:2021年9月17日(金) 16:00~17:45(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室 (URLは申込者に前日にメールでお知らせします)

■ 定員:200名 (ESD21会員優先、ビジター歓迎、参加費無料) 

■プログラム:
 16:00~16:10 挨拶と進行             ESD21顧問・理事 鈴木明夫 ⇒ 鈴木資料.pdf

 16:10~17:45 講演と質疑応答 講演時間:1時間15分、質疑応答:15分

■ ご講演

1)テーマ:「DXはこれからの製造業に何をもたらすか」 ~様々な事例からの考察~

2)講師:名古屋国際工科専門職大学 情報工学科 教授 名古屋大学名誉教授 山本 修一郎氏 ⇒山本資料( 公開版).pdf

3)講演概要:

経済産業省のDXレポート,DX推進指標,DXレポート2ならびに、情報処理推進機構(IPA)の製造分野向けDX推進ガイドの策定に参加した経験に基づいて、DXの取組みの必要性と課題について解説します。また、製造分野のDX事例やDX加速策として、人材育成やレガシー企業文化からの変革のポイントについても紹介します。

 (1) 基本用語解説

 (2) DXを実現するIT基盤の構築

 (3) DXを取り組む上での問題点、課題

 (4) 具体的事例からの考察

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームに必要事項記載の上、参加申込み下さい。お問い合わせは、鈴木(asuzuki@esd21.jp)まで、メールでお願いします。

 山本修一郎 氏 名古屋国際工科専門職大学 工科学部 情報工学科 学科長、名古屋大学名誉教授

講師略歴:1977年名古屋工業大学情報工学科卒業.1979年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。同年日本電信電話公社入社.2002年(株)NTTデータ 技術開発本部 副本部長.2007年同社初代フェロー,システム科学研究所 所長.2009年東京工業大学 統合研究院 医療情報プロジェクト 特任教授.同年名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 教授. 2016年 名古屋大学大学院情報科学研究科 教授。2020年名古屋大学名誉教授.同年電子情報通信学会フェロー.2021年名古屋国際工科専門職大学 工科学部 情報工学科 学科長.

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(終了)ESD21雑学大学

- コロナ禍と大学 -

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 ESD21の雑学大学も久しく開校しておりませんが、そんな中、昨年突然、私たちはパンデミックに見舞われました。
経済も教育もすべての社会生活が従来と全くことなるフレームの中で活動を余儀なくされました。大学においてもリモートによる講義が中心となり、キャンパス内での若者たちの活気は過去のものとなってしまったような気がします。
このような状況の中、ESD21に関係する旧知の仲の大学教授3名によるざっくばらんな鼎談(ていだん)会を開催します。
肌で感じられた、講義や学生の様子をご紹介いただくと共に、忌憚のない意見を交わせて頂いて、この状況における学生達への影響、変化や今後の姿についてご聴講の皆様とも双方向の意見交換を行いたいと思います。
この雑学大学でお互いに学びあい、みなさまのQOL向上に貢献できれば幸いです。
企業の人事採用関係者や学生のご父兄には特にご参考になるものと考えます。

ご興味あられる方は奮ってご参加お願いいたします。

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~~~~~ 記 ~~~~~

■ 日時:2021年9月6日(月)16:00~17:30(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に2日前に メールでお知らせします)

■ 定員:100名(ビジターの方は20日より受付開始)     ■ 参加費無料

■ プログラム:

 〇オーガナイザー: 吉田信人(ブラザーOB/ESD21理事)

 〇講師:

     中京大学総合政策学部 教授 弘中史子  (ESD21理事)

                          ⇒講演資料

     中京大学工学部    教授 鈴木常彦  (ESD21理事)

                          ⇒講演資料

     名古屋大学教養教育院 教授 栗本英和  (ESD21会員)

                          ⇒講演資料

 〇概要:講師からの報告と参加者との双方向の懇談会

■ お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、吉田(chikatoysh*ric.hi-ho.ne.jp)まで、メールでお願いします。 *を@に置き換えてからメールをお送りください。

[[aform272]]

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