第2回雑学大学「新時代のミヤンマーと日本のビジネス・ブリッジ講演会」実施報告とアンケートお願い

「新時代のミヤンマーと日本のビジネス・ブリッジ」講演会

  「ミヤンマー訪問報告会と新年会」は2週間前の1月20日に、視察団参加11名の皆さんともども開催。不参加者からの再度の開催要請あり、第2回雑学大学のテーマをミヤンマーとして同じ会場で開催しました。当日は、参加申込み者の途中キャンセル含めて80名の方が登録され、経済開放に向かうミヤンマーへの関心度合いの高さを実感させられました。今回は、基調講演者として、愛知淑徳大学ビジネス学部教授の真田先生を招聘。東アジアを足繁く回り、銀行融資業務など実業界の長年のご経験は、机上の研究活動だけの教授連中と異なり、行動派・現場主義と、本人が体育会系と言われる迫力ある、熱っぽい語り口は極めて好感のもてるレクチャでした。 

 自分もミヤンマー訪問4回だけの感想ですが、ASEAN地区で最も安全・安心、親日的で、礼節を重んじ、日本の古き良き時代を想起させる勤勉な国。中国と違った軍政国家の存在は、100以上の民族統治のために必然と言われれば合点もいくし、タイなど近隣諸国より自分たちは上(過去の歴史や識字率の高さは一番?)とするプライドは、中国の北京オリンピック同様、2014年のASEAN議長国に向けて急速に経済進展すると思われます。

 一方では、中国主導のミャンマー最大、600万kwの巨大ダム建設のキャンセルやクリントン米国務長官の訪問は、これまで中国の対ミヤンマーのヘゲモニー(覇権)へ楔を入れたもの。ミャンマーを巡る今後の米中の攻防は、米中のアジア権益の争奪戦の始まりを思わせる。米中のミヤンマー覇権争いの中で、日本は「中立の立場」で日本(自社)の対ミヤンマー施策は、立ち位置を明確にして、「世界が強く必要としているものやサービスを日本(自社)しか提供できないような形で提供し、それを最も高く評価してくれる人に販売すること目指す。」とは、真田先生の弁です。

 前半の基調講演の後のミヤンマー報告の内容と、4月から発足スタートするESD21の「ミヤンマー調査研究会(M研)」は前回の報告会と同じく、3月にミヤンマーに設立予定のSBS統括会社(鈴木、黒岩は顧問)の日本側のカウンターパートで、ESD21の中の一つの事業と位置づける。ESD21がモットーとする「三方よし」は、ミヤンマーの支援事業においては、①ESD21、②SBSグループ、③ミヤンマー、であり、また、①ESD21、②M研の会員企業や個人、③SBSグループ、です。 (注) SBS=Seller,Buyer, Society

 意見交換・懇親会も東京から参加された6人の方を交えて40名弱の方が参加頂き、さながら異業種交流会の様相。調査・研究会発足後の有意義なコラボレーションに発展することが期待できました。 参加の皆様ありがとうございました。  

なお、詳細は未定ですが、来る3月18日に20名で7日間予定のミヤンマー訪問を企画中。 ご関心ある方は、このページのアンケートの最後に、ミヤンマー訪問旅行、参加希望可否のアンケート項目ありますので、回答頂ければ幸いです。            (文責)黒岩惠

 ご参考:1月3日「新聞記事」ESD21「中部経済」2011年1月記事.pdf

~~~~~~~~~~~~~~~~~ 講演会の開催結果~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.日時: 平成24年2月3日(金)15:00~18:40 ( 受付14:30 )

2.場所: 東桜会館 集会室 TEL 052-973-2223

3.参加費: 無料、 定員70名

4.プログラム:     15:00~18:40                                           

■ ご挨拶(ESD21法人概要) 15:00~             ESD21理事長    和澤功

■ 基調講演「混沌の世界情勢下で注目されるミヤンマー」  15:15~

                          愛知淑徳大学ビジネス学部教授 真田幸光 様

■ ミャンマーとの出会いと魅力  17:00~            ESD21会長      黒岩惠   

■ ミャンマー最新事情   17:20~                ESD21顧問(理事) 鈴木明夫            

■ ESD21とSBS連携によるミヤンマー支援事業の概要    17:50~

                         SBSグループ代表(ESD21会員)   渋谷修二様

                                     ESD21顧問(理事) 鈴木明夫

■ 意見交換・質疑応答  18:20~

5.懇親会(希望者のみ)   19:00~「AOIカフェ」

 

<第2回雑学大学「ミヤンマー報告会」写真>   

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ESD21理事長(代表理事)の和澤功よりご挨拶(ESD21の概要)とESD21への参加お誘い

 

 

 

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愛知淑徳大学ビジネス学部教授 真田幸光様からの基調講演。テーマは「混沌の世界情勢下で注目されるミヤンマー」 世界経済、東アジア、そして注目されるミヤンマーの話題へと展開頂いた

 

 

 

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行動派・現場主義の迫力ある、熱っぽい語り口による先生のレクチャーは、約70名ほとんどの聴講者をを引き込んだ様子?

 

 

 

 

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ESD21会長の黒岩惠より、そもそもESD21が、ミヤンマーとの出会いと同国の経済振興に関わるようになった経過。観光国としても素晴らしいミヤンマーを紹介。

 

 

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ESD21の顧問(理事)の鈴木明夫より、昨年2月に続き11月に11人の交流・視察団として訪緬した訪問先を含めて、ミヤンマーの最新情勢を報告。更に、渋谷様(SBSグループ代表)と鈴木顧問にて、ミヤンマーで設立予定の統括会社と日本側のカウンターパートになるESD21内におく「ミヤンマー調査・研究会(M研)」についての活動概要の報告。

 

 

 

 

 

 

 

↓↓↓報告会に参加頂いた方には、ぜひアンケートの回答頂きたくお願い致します↓↓↓

アンケートの回答頂いた方には、当日の発表資料をご参考下さい。(下線部をクリックしてダウンロード下さい)

① ご挨拶 (ESD21法人概要) :                  ESD21法人概要(和澤)

② 基調講演「混沌の世界情勢下で注目されるミヤンマー」:   1202講演アジェンダ (真田先生).pdf

                                                                                    世界潮流最新(印刷用)201110(真田先生).pdf

③ ミャンマーとの出会いと魅力:                 2月3日(黒岩)発表.pdf

④ ミャンマー最新事情  ( 講演PDFは⑤含む)        2月3日(鈴木)鈴木・渋谷発表.pdf

⑤ ESD21のSBS連携によるミヤンマー支援事業の概要    

 

 

 

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