※5月17日のオープンフォーラム講演の資料と写真公開中
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1.講演1:安保秀雄氏(エスエーシー代表、元日経コンピュータ副編集長、日経ITプロフェッショナル編集長、他)
「JFEスチールのビジネス改革の特徴」 -成功の要因を考える-
公開資料1: 20120517ESD21フォーラム資料(安保さん).pdf
2.講演2:菊川裕幸氏(JFEスチールシステムズ社長、元JFEスチール情報システム主監(CIO))
「ITによる業務変革~JFEスチールの挑戦~」 -新統合システム(J-Smile)の構築-
-IT組織とIT改革推進活動の紹介-
公開資料2: 20120517 ESD21フォーラム資料(菊川社長).pdf
3.講演3:手島歩三氏(ビジネス情報システム・アーキテクト代表取締役、NPO法人技術データ管理支援協会 理事)
働く人の心をつなぐ情報技術 -概念データモデル設計法紹介-
公開資料3: 20120517 ESD21フォーラム資料(手島さん).pdf
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ESD21オープン・フォーラム(5月17日)
ビジネス改革を引き起こし、ITを活用して経営力強化に成功した事例のご紹介
ITによる業務改革の「正攻法」 JFEスチールの挑戦
ESD21では、5月17日に「TPS/生産管理/かんばんEDI事業」の一環として下記のようなオープンフォーラム(無償)を開催しました。
業務に情報システムが合わない。情報システムの構造が複雑で、変更・拡張が困難 こういう状態の企業はよくあります。 なんとかしようとして改革に挑んでも、途中で挫折する企業が少なくありません。「経営者が情報システムの難しさを理解できないのでバックアップしてくれない」、「とても自分では責任を持てない」と挫折した企業のCIO(最高情報責任者)や情報システム部長はつぶやきます。 しかし、厳しい状況のなか、現状を打破してきた企業もあります。経営統合に際して、複雑化した情報システムを「統合と変革」の視点から新規に再構築し、さらに新しいシステムを開発しながら業務変革を進めている企業です。その企業は、2002年の経営統合で誕生したJFEスチールです。(日経BP社 発行 「ITによる業務改革の「正攻法」JFEスチールの挑戦」の’はじめに’より)
記
・日時:平成24年5月17日(木) 13:30~17:00
・会場:ウインクあいち 1102会議室 (名古屋駅前)
主催者挨拶( 黒岩恵 ESD21会長 )
司会( 和澤功 ESD21理事長 )
・講師/内容
情報システム部門(IT部門)はこれまで以上にビジネス変革への貢献が求められています。そのためにはまず、システム部門自身を変えなければなりません。
数々の手法を使い、部員の意識を変え、ビジネス変革に挑戦してきた、JFEスチールの取り組みについてその推進の責任者であった菊川JFEシステムズ社長(当時JFEスチール情報システム主監(CIO))、日経BPから出版された本の編集者・著者である安保秀雄氏、この改革活動の理論的指導者であった手島歩三氏の3氏より講演いただきました。
1.講演1
・安保秀雄氏(エスエーシー代表、元日経コンピュータ副編集長、日経ITプロフェッショナル編集長、他)
「JFEスチールのビジネス改革の特徴」 -成功の要因を考える-
JFEスチールの前身である旧川崎製鉄と旧NKKは、情報システムが業務に合っていませんでしたが、システムが複雑化していたため変更や拡張が困難になっていました。例えば、顧客の引合情報は営業担当者が抱えているだけで工場と共有できませんでした。生産のボトルネックを計画段階で把握できず、製品ごとのコストや利益を勘案した戦略などを立てられませんでした。製品コードもまちまちでした。 ところが2001年の経営統合発表を機に10年間かけて情報システムの統合と拡張、業務変革を達成、こうした問題を解決しました。現在も特徴ある手法を駆使しながらビジネス改革を継続しています。10年間の軌跡を書籍「ITによる業務変革の正攻法JFEスチールの挑戦」に記録した著者が、その特徴を解説します。
2.講演2
・菊川裕幸氏(JFEスチールシステムズ社長、元JFEスチール情報システム主監(CIO))

「ITによる業務変革~JFEスチールの挑戦~」 -新統合システム(J-Smile)の構築-
-IT組織とIT改革推進活動の紹介-
JFEスチールのITによる業務変革活動推進の基盤となった新統合システム(J-Smile)構築の背景と考え方を紹介し、変革を継続していくためのIT組織の再構成と、その後のIT改革推進の活動事例について紹介します。
3.講演3
・手島歩三氏(ビジネス情報システム・アーキテクト代表取締役、NPO法人技術データ管理支援協会 理事)
働く人の心をつなぐ情報技術 -概念データモデル設計法紹介-
JFEスチールのシステム統合を支援するとき、概念データモデル設計法を用いてきました。1985年にISO/ANSIのDBMSに関する作業グループは「情報システムの使命はビジネスに関与する人々の意思疎通を支援することである」と指摘しました。
ビジネスの第一線で働く人たちが同期・連携できるようにするために、人々が関心を持つ「もの」と「こと」の事実を正確に表現する素データを採取する必要があります。「もの」と「こと」の事実を表すデータを必要なとき、すぐ見られるなら、どのように業務連携できるか考えてみましょうと合併した会社の方々にヒントを提供しました。
私たちは業務改革には口出ししなかったのですが、JFEの方々は上手にビジネス改革を導かれました。その状況と背景にある考え方を報告します。
※JFEスチールの改革のキーワー ド
・システム統合の常識を破る
・ビジネスの変化に応じて素早く対応できるシステム
・概念データモデルを利用して業務変革の基盤を作る
・変革の継続が可能な組織、仕組みを作る
・人と組織をつなぎ業務変革に挑戦
※参考1:ご講演いただくJFEスチールは IT Japan Award 2007 準グランプリ 受賞しました

※参考2:日経BP社 発行 「ITによる業務改革の「正攻法」JFEスチールの挑戦」 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/192250.html
