(終了)ソフト開発のTPS/Agileプロセスと自動化/機械化

ESD21主催「TPS/Agileソフト研究会」セミナー

ソフト開発のTPS/Agileプロセスと自動化/機械化

 

主催:一般社団法人持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(ESD21)

協賛:情報処理学会東海支部、電子情報通信学会東海支部、NPO法人東海インターネット協議会(TIC) 

後援:独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中部本部、公益財団法人 ソフトピアジャパン

 

                                                            2013/6/23    黒岩惠

 日頃は私どもESD21の活動に、格別のご高配をいただきまして心より御礼を申し上げます。

 ESD21は、TPSとITのシナジーによる「三方よし」の理念で、中小中堅製造業と情報・サービス産業のモノづくり・人づくり支援を志向する創設4年目の純民間の非営利団体です。

 80年代にトヨタの北米進出により、モノづくりを超えた競争優位のビジネスモデルとして、トヨタ生産方式(TPS)が、USの研究者が命名したリーン方式として、90年代から世界中に普及。一方、ソフト開発分野で、XP、Scrumなどの手法が、TPSを起源とするアジャイルプロセスの名前で日本に入ってきて数年、今や本格的に普及しつつあります。ソフト開発は、欧米社会の「トップダウン・ヒエラルキー」の開発スタイルから、日本のモノづくり文化の「ボトムアップ・フラット」な協業スタイル、それがアジャイルプロセスです。車づくりがフォード方式からリーン方式(TPS)に転換されてきた様に、ソフトウェアづくりがウォータフォール方式からアジャイル方式に移行していくのは歴史的必然なのです。

 しかし、TPS/アジャイル方式への転換だけでは、所詮は人・組織という人間系依存に過ぎない。工場の生産性は、TPSという人間系に加え、ロボット/FAなどの導入による自働化。設計業務でもCAD/CAM/CAEによる自動設計。ESD21の「TPS/Agileソフト研究会」の目的は、ソフトウェア開発の明るく、楽しい職場環境づくりと、QCD向上による情報サービス産業の国際競争力の向上です。

 計算機が世に出て以来、「自己増殖機能を持つ知的機械によるソフト開発の自動化」が、40年以上コンピュータに関わってきた筆者らの願いです。今回は、ソフトの自動生成によるソフト開発のAgilityについて、皆さんと一緒に考えたいと思います。 ご関心ある方は、ぜひ参加下さい。 

(注) 本件に関する拙稿と講演資料は、最下欄から入手可能。ご参考下さい。

 ==================  記    ===============

●日時:7月16日(火曜日) 13時~17時

●会場: ウィンクあいち(名古屋駅前)、12F 1203(中会議室A)

●会費/定員: 会費無料/ 定員100名 (会員優先。 参加不可のビジターの方には、1W前に連絡致します)

●プログラム

〇主催者挨拶と開催趣旨                                     13時30分~14時00分

  ・テーマ:「ソフト開発におけるTPS/Agileと自動化/機械化の期待」

 ・概要: ソフト開発の人的能力UPとしてのTPS/Agile手法の導入とソフトウェアづくりの自動化/機械化について

                                                   ESD21会長   黒岩 惠

 (九州工大大学院客員教授、APSOM理事長)

〇 ユニケージ開発法の紹介

 ・テーマ:「ユニケージ開発手法とその適用事例」                     14時00分~15時15分    

概要: 「ユニケージ」は、「システム導入効果」、すなわち経営(ステークホルダー)、社内(社員)、顧客の「三方良し」を生み出すことに主眼を置いた開発手法です。そのためにコンピュータを「使い倒す」技術はもちろん、マネジメント、ガバナンス、教育、サス テナビリティに至るまで、包括した開発手法となっています。この日本発の手法は、従来の1/10程度の短いプログラムで、非常に移植 性、柔軟性 に富む情報システムを構築でき、先進的な企業で業務改革の道具として用いられてきました。 本講演では、このユニケージ開発手法につ いて、具体的 な事例やデモを交え、その全体像をご説明します。

(有)ユニバーサル・シエル・プログラミング研究所 代表取締役所長 當仲寛哲 様

〇 休憩                                                 1515分~1530

〇  GeneXus (ウルグアイ製)紹介                             1530分~1615

 ・テーマ: 「作らない開発を基盤とした、システム開発の革新アプローチ」                  

 ・概要:「GeneXus」は、お客様のビジネスの変化に合わせて、システムを迅速かつ柔軟に対応させることができるシステム開発ツールです。 これは、従来のシステム開発手法とは異なった「作らない開発」というンセプトに基づいています。 この「作らない開発」に基づいた革新的なアプローチの概要をご説明させていただきます。

                    株式会社アイ・ティ・フロンティア システムグループプラットフォームアセンブルユニット 

                           菊地 敏則  様

福嶋 進太郎 様

〇 Sapiens(イスラエル製)の紹介                               16時15分~17時00分  

 ・テーマ:-プロトタイピング&スパイラルでアプリケーションを完成 「高生産性ツール Sapiensの仕組をご紹介」

 ・概要: ~安価に出来てメンテナンス効率がUP!業務を知ればシステムが出来る?高生産ツールの秘密とは~  Sapiensの特徴と導入事例をご紹介します。

日本コンピューター・システム㈱ 第二事業本部   第三ソリューション事業部 事業部長 片山 真也 様

サピエンス・ジャパン(株) アライアンス事業部 事業部長 大北 龍彦 様

● 懇親会                                                  17時30分~

    講師、参加者含めて、自由な意見交換の場です。 参加希望者は、予め登録の上、参加下さい。会員様と        ビジター参加(非会員)の方には懇親会に参加頂く方を優先にご案内しておりますので、悪しからずご了承ください。

          (参加費4千円、領収書発行致します)  参加人数(50名)

            懇親会場:  樞(くるる) 名駅店 (ウィンクあいちのすぐ裏)  TEL: 052-541-7772

              http://www.taste-net.co.jp/tenpo/kururu-mei.html

<参考>

(1)    情報化視点でのトヨタ生産方式(2004).pdf

(2)    TPSのソフトウェア開発への適用(2006).pdf

(3)    ソフトウェア開発の競争力向上(2008).pdf

(4)    TPSのアジャイルソフト開発への適用(2012).pdf

(5)  3月22日アジャイル勉強会講演.pdf (ソフト技術者のためのトヨタ生産方式)

                                                                       

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