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ESD21中小企業向け「ビジネスと人権」セミナー

-ESD21が提唱する「持続可能なビジネスバリューチェーン」維持を人権の視点で考える-

「ビジネスと人権」と言われても、中小企業としては、具体的に何をすればよいのか、何が人権侵害で、人権を守らないとどのなるのか、よくわからないというのが実情ではないでしょうか?

昨今は、世界で発生している人権問題に対して業種特性や状況に合わせて取引関係先との人権尊重に取り組む事で、ビジネス面での「リスクの軽減」や人間尊重を条件とする取引の拡大、機会の獲得や人材の採用面でもメリットがあります。

今般、それらの対応策や留意すべき点等を専門家に事例にもとづきわかりやすく解説して頂く機会をつくりました。特にグローバル展開をされている中堅中小企業のみなさまや関係企業への経営支援をされている方々にはお見逃しなきようご参加下さい。

~~~  記  ~~~

■ 日時:2022年1月19日(水)16:00~17:30(受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:90名 (ESD21会員優先、参加費無料) 

■ プログラム:

 16:00~16:05 挨拶 ESD21理事

 16:05~16:55 講演

 16:55~17:20 対談

 17:20~17:30 質疑応答

■ 講師:佐藤暁子氏(弁護士・ことのは総合法律事務所)

講師略歴は最後尾に記載しております。

■参加お申込み:

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佐藤さんプロフィール.jpeg佐藤暁子氏(弁護士・ことのは総合法律事務所)

■ 講師略歴

弁護士。人権方針、人権デューディリジェンス、ステークホルダー・エンゲージメントのコーディネート、政策提言などを通じて、ビジネスと人権の普及・浸透に取り組む。

認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局次長・国際人権NGOビジネスと人権リソースセンター日本リサーチャー/代表・Social Connection for Human Rights共同代表

上智大学法学部国際関係法学科、一橋大学法科大学院、International Institute of Social Studies(オランダ・ハーグ)開発学修士(人権専攻)。

ESD21特別講演会「人と共生するロボット」

                「マルチスケールロボットシステム」 ー人と共生するロボットー

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主催: 一般社団法人持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(略称ESD21)
協賛:日本機械学会東海支部 

 人と寄り添うロボットの実現についての現状と考え方を、数多くの研究事例を紹介しながら、ロボット研究の第一人者である福田先生にお話しいただきます。

 内閣府のムーンショット目標3 では、2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現を目指しています。そのためには、ディープラーニングが持つ限界(未知事象への対応が困難、機械学習に要する膨大なコスト・労力等)を打破し、自ら学習し成長するAIの開発、ロボットの消費電力の飛躍的な低減化、及びAIロボットの最適なアーキテクチャの検討が急務です。

 日本のみならず、先進国やアジア周辺国においても、少子高齢化は共通の課題であり、人類の活動領域を現在よりも飛躍的に拡大するためには、人に代わって自律的に活動するロボットが必要になります。こうした観点から、人のように自律的に判断し行動することができ、さらには、自律的に動くのみならず、学習も人のように自律的に行い、かつ学習を自ら発展させることができるAIロボットの開発が必須です。

 IEEE会長を歴任し、ロボット界を代表する著名な先生のご講演です。多くの皆様に参加賜りたくご案内申し上げます。

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~~~~~ 記 ~~~~~

■ 日時:2021年 12月21日(火) 16:30~18:00(zoom接続受付開始16:00)

■ 会場:名城大学会場とオンラインのハイブリッドで開催

    名城大学天白キャンパス共通講義棟 北N102、教室参加者は会員のみ10~20名(コロナ禍で判断)

    Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:Zoom参加者 300名 (ESD21会員、ビジター参加者歓迎、参加費無料) 

■ 講演プログラム:

  • 会場受付:16:10~          司会 ESD21 理事 佐土井 有里(名城大学経済学部教授)
  • あいさつ:16:30~16:35           ESD21 代表理事 黒岩 惠
  • 講演:  16:35~18:00

  ・テーマ:「マルチスケールロボットシステム」ー人と共生するロボットー

  ・講師:福田敏男氏   名城大学 大学院理工学研究科 教授  

              米国電気電子協会 (IEEE) 前会長、終身フェロー

  ・講演概要: ロボットシステムは社会のいろいろな分野で多岐にわたって使われています。研究分野も、マイクロナノスケールからマクロスケールまでマルチスケールで広くわたっています。これらの研究や社会のメガトレンド問題解決に向けた取り組み、最近のMoonShotプログラムを簡単に紹介します。

  ・講師略歴:東京大学工学博士。名古屋大学名誉教授。セル構造化ロボットシステム「CEBOT」やブラキエーションロボットの提案者。IEEEではアジア人初の会長を務め、国際会議IROSやRO-MANを創設

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、佐土井(sadoi*meijo-u.ac.jp)まで、メールでお願いします。*を@に置き換えてからメールをお送りください。

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「気候変動に適応する新ビジネスの探求」

~NHK朝ドラ「おかえりモネ」制作協力のウェザーニューズ社の事例から~

 地球温暖化の危機が叫ばれてから久しくなります。今年もCOP26が開催されカーボンニュートラルの世界への対応について各国首脳が議論を行われているように人類の最大課題であることは異論の余地はありません。しかし、我々人類はいまだその進行を抑制、停止するための具体的な道筋は十分描けていないのではないでしょうか。

 カーボンニュートラルへの対応策と経済成長はトレードオフになることが多く、我々は我慢を強いられるものだというマイナスイメージがありますが、温暖化という環境変化に適応し、それを利用する新たなビジネスモデルへの提案の例もあります。

 環境変化へ適用するためには変化への察知が必要条件です。まず、第1部で「日本人の歴史にみる気候変動への人々の適応」と題して、ESD21理事の吉田より随想的な知識提供を行います。第2部においては、今回は我が国における気象情報提供の代表的企業であるウィザーニューズ社執行役員の福田様から、産業界において気象情報がどのように活用されているか、その技術にはどのようなものがあるかというお話をいただきます。気象ビジネスには日ごろあまり関わることのない方も多いのではと察しますが、ご参加各位の新たな知識のご提供と、あわよくば気候変動に適用する新たなビジネス展開への気づきが得られればと思っております。

~~~  記  ~~~

■ 日時:2021年12月15日(水)16:00~17:40 (受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、11月1日よりビジター歓迎、参加費無料)

■ プログラム:

 16:00~16:05 挨拶 ESD21理事

 16:05~16:35 30分 第1部 「日本人の歴史にみる気候変動への人々の適応」

        講演:吉田信人 ESD21理事 中小企業診断士 資料気候変動と日本人歴史_ESD21_20211215_配布.pdf

 質疑応答 10分

        ~ 休憩 5分 ~

 16:50~17:30 40分 第2部 「気象ビジネスの現状と新たな展開」資料20211215_ESD21講演.pdf

       講演:福田正樹 氏 株式会社ウェザーニューズ 執行役員 システム開発主責任者

 講師の略歴は、最後尾に記載しています。

 質疑応答 10分

 17:40 終了

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。

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吉田理事プロフィール.JPG吉田信人(よしだ ちかと) ESD21理事

講師略歴:1959年岡山県生まれ。名古屋工業大学工学部機械工学科卒業後、ブラザー工業(株)入社。同社生産技術部にて産業用ロボット及びその適用生産設備の開発設計に従事。工業用ミシン生産管理システム開発プロジェクト参画、ERP・PDMシステム導入プロジェクトリーダーなどを経て2014年~2019年同社物流子会社(ブラザーロジテック㈱)取締役総務部長。2019年同社定年退職後、ちかと経営研究所(個人事業)開業 同所長

中小企業診断士、ITコーディネータ、特定非営利活動法人 ITC中部 専務理事

福田氏プロフィール.jpg福田正樹 氏  株式会社ウェザーニューズ 開発主責任者執行役員

講師略歴:1993年沖電気工業株式会社入社の後、1997年株式会社ウェザーニューズ入社。BtoBのシステム開発を主に担当し、自治体向け気象防災システム開発、BSデジタル放送コンテンツ送出システム開発、航空向け運行支援システム開発、緊急地震速報システム開発、船舶向け船舶安全監視システム開発、放送局向け天気番組提供システム開発など各種システム開発を実施。

ESD21「TPS&生産性」第6回Webフォーラム

~北米におけるTPSの導入・展開とリーン方式~

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 講演資料は講演講師欄にUPしています。今年最後のフォーラムは、お二人の経験多い講師に北米を中心にTPSの海外展開のテーマで、TPSがLean方式として北米の地で展開される中で、Lean方式の功罪を含め、TPS/Lean方式の普及展開の苦労話やTPSの原点をお話しして頂きました。中身の濃い講演資料をぜひ参照下さい。

 TPSは、今やトヨタの経営哲学、ものづくりの思想から現場の改善手法まで、進化/深化しております。TPSが確立して50年、一方ツールとしてのITのコアとなるマイコンが世に出て50年(1971年、日本人の嶋正利が発明)で同じ。前者は原理原則は現在も不変。一方では後者はスマホの名で個人が所有しITは驚異的に進化し、DXが喧伝される。しかし、ITというツールだけのDXはダメ。日本の持続的かつ競争力あるものづくりには、人間系重視のLX(Lean Transformation)が必須であることを再度強調しておきたい。

<以下、フォーラム案内>

 トヨタが北米で自動車の生産を始めた年は1984年、海外でTPSを最初に導入した工場が、GMと合弁のNUMMIである。西海岸のシリコンバレーの北の外れのフレモントにあり、現在はテスラが電気自動車を生産。70年代後半には北米の輸入車で燃費は良く、故障しない品質の良い日本車、リーゾナブルな小型車は日本との地位は確立し、日本のモノづくりの強さの代名詞としてTPSは、米自動車産業や研究者には知られていた。

 NUMMIは、当時不況で閉鎖されたGMの遊休工場を使い、レイオフされた米労働組合UAWの従業員を再雇用し、TPSを導入するとのGMとの合意によりスタートした。当時、米ビッグ3ではハイテクとCIMの導入により、日本の自動車メーカを凌駕できる、と思われていた。しかし、今でも86年の米Fortune誌の以下の記事を記憶、「全米一ローテク工場のNUMMIが全米のGM全工場の中で生産性が一番」と。NUMMIで働く人達との会話から、人間性尊重、人の尊厳を認めるTPSは、海外でも立派に通用する、と。

 今回の「TPS&生産性」Webフォーラムでは、トヨタの北米拠点(TMMNA)で活躍し、リタイヤ後も全米の部品サプライヤのTPS指導者として活躍し他界された故大庭元をTPSの師として学んだ鈴木様が最初の講師。彼には全米のサプライヤの立場でTPSを学び、USの研究者が命名したリーン方式の普及による功罪を含めて語って頂きます。次にTPSがリーン方式と命名され、モノづくりで世界最強のビジネスモデルとして知名度が上がって以降、メキシコの工場でTPSの指導をしてきた川口様に出講頂き、メキシコの工場のTPS指導で実感したTPS/Toyota Wayとリーン方式について自由に語って頂きます。

 筆者は80年代には、工場建設部門で東京本社ビル、田原工場、豊田中央研究所建設やトヨタの通信システム構築責任者、そして後半は組立工場中心にFA推進リーダとして、TPS推進者と相対峙してきた事も事実。生産システム研究者であり、「大野耐一の弟子でもTPSの信奉者でもない」システムエンジニアの立場で、TPS指導者へは「君たちは人がやった事にはケチをつけるが、最初から自分でやってみろ」と苦言を呈した事も多々。ESD21の立場は、TPS/Lean方式、ソフト開発ではTPS/Agile方式として、米研究者や実務家の貢献を評価している点はご理解下さい。

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~~~~~  記  ~~~~~

■ 日時:2021年12月9日(木)16:00~18:30(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、ビジターの方は11月18日より受付、参加費無料) 

■ 講師: (1) 鈴木 雅文 氏  株式会社リーンランド研究所代表   講演資料⇒ 資料(鈴木).pdf          (注)講師略歴は最後尾を参照下さい。

      (2) 川口 恭則 氏  KEアシスト代表(トヨタ自動車OB) 講演資料⇒ 資料 (川口).pdf

■ プログラム:
 〇16:00~16:10 挨拶と進行              ESD21代表理事 黒岩惠 ⇒ 資料(黒岩).pdf

 〇16:10~17:00 講演1:講演とQ&A(10分)

 〇17:05~17:55 講演2:講演とQ&A(10分)

 〇18:00~18:30 予備:総合質疑、討論(30分) この時間はQ&Aと参加者間フリーの討議時間とします

■ 講演1: 16:10~17:00    

〇テーマ「 故大庭元先生に学んだTPS道in USA 」

            鈴木 雅文 氏  株式会社 リーンランド研究所代表

〇講演概要: 

1990年代から今日に至るまで、様々な先輩からTPSの極意を伝授していただきました。中でも故大庭元先生から米国で学んだTPS道は今日の私の会社改革指導の根幹を築くことになりました。ところが、今年3月、ネットサーフィンでTPSの恩師大庭元先生の訃報にヒットし大きなショックを受けました。1990年初頭、ほぼ同時期にTSSCトヨタ(Toyota Supplier Support Center),TRW本社と米国出張を命じられました。TPS、日本式経営手法を正しく普及するための苦労話を基にTPSとは何なのか?TOYOTA WAY 2001が編纂される前のトヨタ道はどうだったのかをタイムスリップと共に皆さんと振り返ってみたいと思います。

  • 大庭先生との出会い
  • 赴任時の米国内の混乱状態
  • 標準作業を重視した大庭語録を中心にTPSとは?
  • TSSCのトヨタサプライヤーへのTPS展開法
  • モデルラインを設定して標準作業、問題解決、プルシステムを理解させる妙義
  • 当社の全社的JITマネジメント指導法

■ 講演2: 17:05~17:55 

〇テーマ「メキシコ自動車産業基盤プロジェクトでの経験」

        川口 恭則 氏  KEアシスト 代表 (トヨタ自動車OB)

〇講演概要: 

私は、TPS/TOYOTA WAY 2001を海外工場出向者・海外からの研修者(社会経験の無い学卒者含む)に分かり易く教える仕事をしてきました。仕事を通じ、これらの展開は、リーダー・推進者のトヨタの文化・価値観の深い理解と協力無しでは大変難しいことを知りました。今回は、「日本自動車企業のメキシコ進出プロジェクト」(ODA,2010~2015)での経験談を通じ、事例として具体的な改善展開方法を紹介します。

<キーワード> TOTOTA WAY 2001とTPS  文化・価値観の違い  改善の具体的展開方法

  1. TOYOTA WAY 2001TPS
  2. TPSの家
  3. メキシコと日本の違い  ・文化 ・品質 ・行動
  4. TPSの共通価値観    ・現地・現物・現実 ・問題の見える化 ・ベクトル合わせ
  5. 改善事例

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、黒岩(skuro*esd21.jp)まで、メールでお願いします。*を@に置き換えてからメールをお送りください。

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鈴木 雅文 氏  株式会社 リーンランド研究所代表

講師略歴 1947年 名古屋市生 1970年 関西大学金属工学科卒業、同年東海精密株式会社に入社、熱処理現場からスタート 1973年 TRWに吸収され米国籍会社になる。1985年 工場改革プロジェクトリーダーを命ぜられTPSを初めて知る。南アフリカ工場から帰国された大庭先生にトヨタ生産方式研究会で初めて出会う。1990年 外資系企業として初めてトヨタ先生の指導を賜る。1995年 TRW米国本社合理化プロジェクトのメンバーとして転勤を命じられる。米国、カナダ、メキシコ、イギリス、スペイン、ドイツ、イタリア、オーストラリア、韓国、マレーシア、インド、タイのTRWの工場を視察指導 2000年 Delphi Automotive USAに移籍米国、メキシコ内の工場12カ所を巡回指導。オハイオ州、デイトンの工場をメキシコ ファーレス市に移管するプロジェクトでTSSCの支援を受けTPSモデル工場を取得  2007年 定年退社で帰国後、株式会社リーンランド研究所を設立。中国のDelphi工場をはじめ、外資系会社10社にLean Management を指導 2014年 Lean Land Laboratory SDN. BHDをマレーシア、ペナンに設立。マレーシアの中小企業へToyota Way, TPSを中心にLean Management Integratorとして十数社を指導し現在に至る ESD21個人会員、SCCC協議会理事を拝命    

川口 恭則 氏  KEアシスト 代表 (トヨタ自動車OB)

講師略歴:1950年 京都市生まれ、1974年 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系卒業、トヨタ自動車工業株式会社に入社 ・ 生産準備部門、製造部門、生産管理部門、海外支援を幅広く経験 ・ 生産調査部部員、TPS主査としてTPS指導の経験を積む・ 海外駐在員、海外からの研修生へのトヨタウェイ教育を担当 2005年 トヨタ自動車(株)を定年退職(株)ユーシン精機に転籍 執行役員 工場長・製造部長/品質管理部長を歴任 2008年 中部産業連盟転籍 コンサルタントとして国内外中堅企業を指導 主なプロジェクト メキシコ自動車産業基盤プロジェクト 2015年 中部産業連盟 契約満了のため退社 KEアシスト(自営)を設立

「TPS+ITでDX化を提唱するESD21の挑戦」フォーラム
―「あいちDX人材育成研修事業協力成果報告会」―

             主催: 一般社団法人持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(略称ESD21)
             後援:公益財団法人あいち産業振興機構、一般社団法人 愛知県鉄工連合会

今回は初の試みの「ウインクあいち」会場とオンラインでのハイブリット形式でのフォーラムに約100名のご参加を頂きありがとうございました。

本年7月からの5ケ月間の研修事業の成果を各研修講師によりご報告し、ご参加の元豊田自動織機社長・会長の磯谷智生さま他多くの方々から今回のフォーラムの企画と各講師の内容についてお褒め頂きました。参加者から「DXの実現が大変手近かで実現が容易という強い印象を受けたのでこの取り組みを中小企業の経営者の方々に事例で軽い体験ができれば素晴らしいと思う」とのコメントもありました。

また、参加者には日本が今後、世界のデジタル革命に取り残されないためには「TPSIT(アジャイルマインド)+デザイン思考+アート思考」による統合的価値創造と人材育成が必要であることをご理解頂けたものと思います。同時に変化に迅速に適応できるITシステム構築には「ユニケージ開発手法」が有効である事もDX第一人者のお二人の大学教授の高い評価があり、今後、ESD21として「三方良し」のスキームで「あいち産業DX推進コンソシアム」の一員として推進してまいりますのでご支援とご協力をお願いします。

※下記のプログラムの 緑字のリンクをクリックしますと、資料が見られます。

(文責:鈴木明夫)

ESD21が提唱する「TPS(トヨタウエイ)+ITの相乗効果」がDX化への実現に有効であることを評価され本年7月からの「あいちDX人材育成研修事業」に協力し、愛知県内の中小製造業などのDX導入の加速にお役に立てたものと考えます。
今般、この研修事業でのDX化への「人づくり」と「組織づくり」の手法と成果についてESD21関係講師全員によるダイジェスト版でご報告し、更なるDX化へのご理解を深めて頂けるフォーラムをリアルな会場とZoomでのオンラインを結んだハイブリット形式で下記開催しますのでぜひご参加賜りたくご案内します。

*: DX(デジタル・トランスフォーメーション)とはデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することと既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものです。

1.開催日時:2021年11月29日(月) 15:00~17:20(受付14:30~)
2.実施日時:ハイブリッド形式
  1)リアル会場:ウィンクあいち18階セミナールーム(定員:50名申込先着順)
  2)Zoomウェビナー方式(定員:100名)
3.参加費:無料
4.プログラム:
  15:00~15:10  挨拶と進行  ESD21顧問・理事 鈴木明夫 ➡ 開会挨拶動画
  15:10~15:30  TPSを基本としたモノづくりのIT化による人材育成と企業競争力向上支援 ➡ 資料
                 ESD21代表理事 黒岩 惠
  15:40~16:10  ESD21提唱の「TPSとユニケージ融合実践のDX相乗効果」 ➡ 資料
                 協和工業(株)代表取締役社長 鬼頭佑治氏
                      同 取締役 小林英治氏
  16:10~16:30  DXを成功させるための人材を育てつつ、業務とシステムを継続的
          に変革実現するローコードアジャイル「ユニケージ開発手法 ➡ 資料
                 ESD21理事 / (有)ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所代表取締役 當仲寛哲氏

          ―休憩―(10分)
  16:40~16:50  イノベーション=DX=「新価値創造」
                 ESD21理事 / (有)木村デザイン研究所 代表 木村 徹氏 ➡ 動画
  16:50~17:00  DXを実践するものづくりアイデアプロセス創出」成果
                 ESD21 理事/ちかと経営研究所 所長 吉田信人氏 ➡ 資料
  17:00~17:20  質疑応答(全講師)

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特別企画Webセミナー「アート思考のものづくり」

~日本企業が再び世界を牽引するために必要な顧客価値イノベーション~

 「モノからコトへ」と言われる中で、デザイン思考などの手法が取りざたされています。ユーザー満足を目標とするデザイン思考を超えて、ユーザーの想定を超えた感動をもたらすものが、自ら強く信じる哲学や信念を表現する「アート思考」といえるでしょう。かつて、技術的な機能の高さなどカタログスペックで明示できる形式的な価値が企業の競争優位を規定していた時もありましたが、現在は、消費財であれば、心地よいユーザビリティや心を動かされるデザイン、生産財であれば顧客企業に経済的価値をもたらすソリューション提案など、単純な商品仕様を超えた暗黙的な顧客価値(意味的価値)が競争力を左右する時代となっています。

 今回は、SEDAモデル(Science, Engineering, Design, Art)を提言し、意味的価値やデザイン思考、更にはそれを超えるアート思考への取り組み方を説明いただきます。マツダの魂動デザインに加えて、アップル・ダイソン・キーエンス等の事例を使い、真の顧客価値イノベーションに向けた技術経営をわかりやすく説明していただきます。

~~~  記  ~~~

■ 日時:2021年11月24日(水)16:00~17:40 (受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:60名 (ESD21会員優先、11月1日よりビジター歓迎、参加費無料) 

■ 講師: 延岡健太郎 氏  大阪大学大学院経済学研究科教授  

■ プログラム:

 16:00~16:05 挨拶 ESD21理事

 16:05~17:05 講演と質疑応答 講演時間:1時間、2020_11ESD21配布.pdf

   ー休憩 5分ー

 17:10~17:40 質疑応答:30分

■「講演内容」:著書「アート思考のものづくり」より

■講師略歴

 延岡健太郎

大阪大学 大学院経済学研究科 教授 

1981年大阪大学工学部卒業。マツダ(株)入社、商品戦略担当。88年マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学修士(MBA)、93年同経営学博士(Ph.D)。94年神戸大学経済経営研究所助教授、99年同教授。2008年より一橋大学イノベーション研究センター教授。12年より同センター長。2018年より大阪大学大学院経済学研究科教授。専門は経営戦略、経営組織、技術経営。主な著作:『MOT[技術経営]入門』『価値づくり経営の論理』『アート思考のものづくり』など。

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ESD21「TPS&生産性向上」第5回Webフォーラム

自律型マネジメント、TMSによる職場の活性化

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 参加者からの活発な質問とご意見有難うございました。Q&A担当の理事のコメント掲載しておきます。

〇 活性化マネジメント活動をTMSとして普遍化したことが聴講者から大変好評だったことが、質疑応答からも伺えた。〇 「個人・チームの活性化、やりがい→成果の好循環を産む"しかけ"をつくること」の提案がポイントだろうか。〇 企業ビジョンを経営者とチームと個人が共に達成するため、人の質を上げ続け、仕事のプロセスを改善し続けることが付加価値向上の基本であるなどの講師の主張が特に印象的でした。わかりやすく解説いただいた講師の玉野さんに感謝いたします。(文責:ESD21大鹿)

<以下、イベント案内文>

トヨタの自動車メーカ世界一が見えてきたのは、1995年の奥田社長(後の経団連会長)の頃。日本経済のバブル崩壊後の景気低迷が続く中、奥田社長の「TPSの原点に戻れ」、「トヨタの敵はトヨタだ」などの檄は今でも思い出す。その頃に日本の製造業の強さの源泉のTQCから、欧米のマネジメントを取り入れ、商品やサービスの品質はもちろん、仕事の質やマネジメントの質を高めることを目的としたTQMが再定義された。トヨタにおけるTQMの推進は以下の3点。①生産で培ったTPSの強みを新車開発、販売へ展開する三位一体の取組み、②BR活動(BPRと同じ)の推進、③情報システムの高度化推進。更に、生産・物流の企画部門で開発されたプロジェクトやシステムの全体像を鳥瞰・俯瞰、「見える化」するTLSCが、スタッフ部門に広く展開。職場マネジメントの質の向上を目的としてMAST(Management-quality Advancement System developed by Toyota-group)は、2000年以降に職場マネジメントの改善活動に適用された。「自働化」と同義の「自工程完結」は、生産現場から2007年にスタッフ部門への展開。以上の例に挙げたホワイトカラーの活性化の取組やマネジメントのツール、方法論が開発、展開されてきた。

 (注) BR=Business Reform, BPR=Business Proces Re-enginerring (マイケル・ハマーやダベンポートの書籍などで普及), TLSC=Total Link System Chart

 TMS(Toyota way Management System)とは職場を活性化し、自律型マネジメントにより組織を強くするトヨタ流のマネジメントシステムである。従来の統制型マネジメントでは経験値を積んでも実行力はつくが、問題に直面した際の解決力や組織の方向性を考えながら、自ら目標設定を実施しやりきるための工夫が身につかない。TMSは組織の方向性に沿った、戦力となりうる人材を作るためのマネジメントシステムです。(引用:TMI ホームページ https://toyota-management.com/tms/ )

 今回の講師は、TMS開発のキーマンとして、TMSの普及啓発へ国内だけでなく海外の企業(ロシア、イタリアなど)の指導豊富な講師です。ホワイトカラーの活性化や生産性向上を検討中の企業トップの方にはぜひ参加賜りたくご案内申し上げます。

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~~~  記  ~~~  

■ 日時:2021年11月15日(月)16:00~17:45(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、10月25日よりビジター歓迎、参加費無料) 

■ 講師: 玉野 亨 氏  (株)豊田マネージメント研究所            玉野氏講演資料 ⇒  資料(玉野).pdf   講師の略歴は、最後尾に記載しています。

■ プログラム:
 16:00~16:10 挨拶と進行          ESD21代表理事 黒岩惠 ⇒ 211115資料(黒岩).pdf      

 16:10~17:45 講演と質疑応答 講演時間:1時間、質疑応答:30分

「テーマ」: 全職場のコアとなる活性化マネジメント活動    

~TMS の実践で全員がワクワク・イキイキして付加価値を産み出す〜

■ 講演概要:

 経営環境変化に応じ、魅力ある商品・サービスを提供し、社会へ寄与する企業運営が求められています。この要は、理念・ビジョンを目指し継続的に実践と改善する全員参加のコア活性化マネジメント活動と考えます。あらゆる業種で応用出来るように、トヨタ式の考えや行動を元に一般化した活性化マネジメント(TMS)を紹介します。

<キーワードと目次>

  ・活性化マネジメント ・生産性 ・チームビルディング ・TPS ・見える化 ・大部屋 ・組織横断活動

1.企業活動と生産性向上

2.活性化マネジメントの必要性

3.活性化企業マネジメント・・・TMS

4.活性化マネジメントの実践

    1)第一段階・・・・ チームづくり

    2)第二段階 ・・・ 全社の大部屋活動

5.活性化マネジメントの評価

6.活動事例

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、黒岩(skuro*esd21.jp)まで、メールでお願いします。*を@に置き換えてからメールをお送りください。

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 玉野 亨 氏 (株)豊田マネージメント研究所 (Toyota Management Institute )

講師略歴:1976年トヨタ自動車入社。生産技術・製造部門にてユニットや設備制御の生産技術開発、工程計画、工場管理などで現場改善・人材育成を経験。電子生技部長、エンジン工場工務部長、中国にてエンジン現地法人社長、帰国後トヨタ自動車東日本で大和工場長を務めた。2016年より豊田エンジニアリング /豊田マネージメント研究所のシニアコンサルタント。現在はTMS経営改善指導を実践。

Webセミナー「セキュリティ技術のトレンドと

実社会への導入について」

(終了しました)


COVID-19 が吹き荒れ、テレワークやリモート会議が当たり前となった今、セキュリティの課題はさらに複雑化しつつあります。今回はネットワンシステムズ株式会社様から次世代エンドポイントセキュリティなどセキュリティ技術のトレンドや自治体などへの適用事例を紹介して頂くウェブセミナーを企画しました。

日時: 2021年11月5日(金)16:00~18:00 (接続受付開始15:40)
場所: Zoom会議室 (URI は参加者へメールでお知らせします)
定員: 100名(申込み登録先着順) 参加費:無料 (どなたも参加歓迎します)

プログラム
16:00~16:05 【開会挨拶】 ESD21 理事
16:05~17:30 【講演と質疑】 「セキュリティ技術のトレンドと実社会への導入について」

講師: 中川靖久
講師所属: 株式会社ネットワンシステムズ株式会社
講師略歴: 2008年より同社に在席。前職より、主に東海エリアの製造業のお客様へネットワークインフラをご提供。現在は東海、北陸地区の企業、大学、自治体、病院等のお客様へ先進的なネットワーク、仮想化ソリューション、セキュリティインフラ等をご提供。

17:30~18:00 質疑延長〜 閉会

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ESD21「TPS&生産性」第4回Webフォーラム

~ホワイトカラー生産性向上、働き方改革のためのTPS~

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 今回は初めての試みで、ソフト開発の生産性向上、TPSのホワイトカラーへの取組みで経験の深い、お二人の講演で、90名を超える参加者登録あり、驚いています。しかし、第3回までとは異なり、チャットでの質問がなく、参加者にも「TPSが通用するのか?」との疑問を持って聴講されたので、と思いました。講師の公開用講演資料は下記講師欄にUP、ご参照下さい。次回もTMS(Toyota Way Management)のテーマで、TPSのスタッフ部門の活性化、生産性向上について開催予定、ご期待下さい。以下、いつも一言、アドバイス?ある川口氏のコメントです。

 今日のテーマはTPSの真髄に触れるものであり、体系的に整理され、TPS(トヨタウェイ)がホワイトカラーの生産性向上、デジタル・トランスフォーメーションにも通用するものであると良く理解できた。また、TPSが単なる改善のテクニックではなく、「原価低減」(Make money in process),「人財育成」を究極の目的としたマネジメントシステムであることを再認識でき、大変楽しい時間を過ごすことができた。講師陣には感謝大です。(文責:ESD21会員、川口恭則)

<以下、案内文>

 日本の自動車産業は日米通商摩擦により、トヨタは1984年に米西海岸のNUMMIでGMと合弁で自動車の生産を開始。爾来、米MITの研究者らは、日本のモノづくり強さの代表としてTPSを研究し、彼らはTPSをLean方式と命名した。今やTPS/Lean方式は、製造業の生産現場から設計、販売部門、さらに非製造など業種業態を超えた競争優位のビジネスモデルとして世界中で知られ、学ばれています。

 第4回Webフォーラムの講師は、ソフトウェア開発の生産性向上に多くの実績を持つベテランで、自動運転など車載コンピュータなどの組込み系やエンタプライズ系、ビジネス系のソフト開発、ホワイトカラー職場のTPS適用による「働き方改革」でご活躍のESD21会員講師です。ESD21は、2000年代初からTPSのソフトウェアへの適用を学会などで発表、ESD21創設以来、2010年ESD21特別セミナー「TPS/アジャイル開発法」を2015年頃まで継続開催。ESD21若手講師の原田騎郎氏(Attractor Inc.)などは、現在Agileコンサルで活躍中で、TPSを源流としたソフト開発のAgileプロセスが普及しつつある。

 今回の招聘講師は、2013年に「TPS/Agile組込みソフト開発セミナー」でデンソーの古畑氏、2014年には、ESD21「TPS/アジャイル開発フォーラム」でオージス総研の山海氏です。当日の講演資料は他講師の講演資料ともUPしています。TPSは「部品や車など大量生産の現場改善手法であり、設計や開発業務、ホワイトカラー職場には無関係」と今でも誤解している企業トップやエンジニアが多い。ぜひ、この機会に先達から多くを学び、皆様の職場への展開を検討頂きたくご案内します。

第4回のWebフォーラム」の主催者の追加説明文を最後尾に掲載。ぜひ一読頂き、参加登録下さい。

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~~~~~  記  ~~~~~

■ 日時:2021年10月26日(火)16:00~18:30(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、ビジターの方は10月1日より受付、参加費無料) 

■ 講師: (1) 古畑 慶次 氏  株式会社デンソー 技術企画部    (注)お二人の講師略歴は、最後尾を参照下さい。

      (2) 山海 一剛 氏  株式会社オージス総研 ビジネスイノベーションセンター 

■ プログラム:
 〇16:00~16:10 挨拶と進行   ESD21代表理事 黒岩惠 ⇒ 資料(黒岩).pdf

 〇16:10~17:05 講演1:講演とQ&A(10分)

 〇17:10~18:05 講演2:講演とQ&A(10分)

 〇18:10~18:30 予備:総合質疑、討論(20分)  この時間はQ&Aと参加者間フリーの討議時間とします

■ 講演1: 16:10~17:05    

テーマ「生産性向上の勘所~TPSから考えるホワイトカラーの現場改善~」

            古畑 慶次 氏  (株)デンソー 技術企画部   ⇒ 資料(古畑).pdf

講演概要: 先進諸国に比べ日本のホワイトカラーの生産性は著しく低いと言われて久しい。製造現場の改善、効率化では世界トップクラスである日本が、なぜホワイトカラーの生産性でこれほど後塵を拝するのか? 本講演ではTPSからそのヒントを読み解き、ホワイトカラーの生産性向上の勘所について考える。

<キーワード> ホワイトカラー、生産性、TPS、計画、プロセス

■ 講演2: 17:10~18:05 

〇テーマ「TPSで実現するデジタル・トランスフォーメーション」

        山海 一剛 氏  (株)オージス総研 ビジネスイノベーションセンター ⇒  資料(山海).pdf

講演概要: 近年、様々な企業でデジタルによる新サービス創出(DX)の動きが盛んです。DX実現には、技術以前に考え方や進め方を変える必要があり、そのためにはTPS/リーンの原理原則の活用が有効なのですが、まだ一般には認識されていません。今回は私のDX支援の経験から、TPS/リーンの活用によるDX成功のポイントをご説明します。

<キーワード> デジタルトランスフォーメーション、DX、アジャイル、スクラム、デザイン思考、JIT、リーン、リーンスタートアップ

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、黒岩(skuro*esd21.jp)まで、メールでお願いします。*を@に置き換えてからメールをお送りください。

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古畑 慶次 氏  (株)デンソー 技術企画部

講師略歴: 1988年日本電装株式会社(現(株)デンソー)入社。研究開発部、基礎研究所を経て、通信技術部、ITS技術部で携帯電話、ナビゲーションシステムの開発に従事。現在は技術研修所にて技術リーダー育成コース(ソフトウェア工学)の開発、講師を担当。また、社内外でソフトウェア開発、プロセス改善、マネジメントの現場指導に取り組む。今年より社内で5ゲン塾を主宰し、課題形成、問題解決指導による成果直結型の技術者育成を実践している。 派生開発推進協議会副代表、博士(数理情報学)、産業カウンセラー(JAICO認定)

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山海一剛(株)  オージス総研 ビジネスイノベーションセンター

講師略歴: ・大阪出身&在住、 ・ITアーキテクト ・スクラムアライアンス 認定スクラムマスタ&プロダクトオーナー ・UMTP L4モデラー ・オージス総研グループ「改善塾」塾長&講師 ・2011年以降、製造業を中心にスクラムコーチとして活動、ここ数年は社外のDX人材育成教育コースの設計・実施や、DXコーチとして複数のDXプロジェクトを支援

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以下、「第4回のWebフォーラム」の追加説明

 80年代の日米経済摩擦でハイテク分野の日本バッシングは、米トランプ政権の5G通信や半導体産業への中国制裁と同じ。日本の半導体産業に対する米制裁により、89年に世界トップ10の中に、日本は6社(NEC、東芝、日立、富士通、三菱、松下)が占めていたが、今は四日市にある東芝のキオクシアが10位にランクインしているだけ。日本の自動車産業は70年代のオイルショックの時代に、燃費の悪いGM社などの(Guzzlerと呼ぶ)アメ車に対して、小型で低価格、故障のない車は日本車として、世界で存在感を増し、80年代には半導体ほかIT産業とともに、ものづくり大国として日本経済の発展をけん引した。一方では日米通商摩擦により、「自動車産業は製造業の中の製造業」と言われてきた米自動車産業の衰退で、米自動車生産のメッカであるデトロイトでの日本車バッシングが多発した事を我々世代は記憶している。

 80年代には日本の自動車メーカは日米通商摩擦回避のため北米に進出、トヨタは1984年にGMと合弁で米西海岸のNUMMIで自動車の生産を開始した。米MITの研究者らは、日本のモノづくり強さの代表としてTPSを研究し、彼らはLean方式と命名し、90年代以降にはUSから欧州、そして世界にTPSがLean方式の名で拡がった。

 生産システム研究者でトヨタのFA推進者の筆者らは、TPSの生産プロセの目標は「小さな流れの構築」と定義し、生産現場が主役の調和型自律分散システムと命名した。「モノの流れ」「モノと情報の流れ図」の作成と「見える化」をTPSで強調してきたが、MITの研究者達は「価値の流れ」「VSM=Value Stream Mapping」と「モノからコト(価値)」に抽象化、一般化した点を高く評価。生産現場の改善手法から、広く業種業態を超えて、ヘルスケア、さらにはソフトウェア開発などサービス業へと、適用範囲が拡がった。

 現在USで主流になっているScrum,XPなどのAgileソフト開発プロセスが、従来法(WF=Water Fall型)に固執している「日本のソフト業界に、USからTPSが逆輸入してきた」と呼ぶ事もある。Agile手法の中には「かんばん」という手法など20種類以上はあるが、日本のIT業界、ソフトウェア業界がUSのAgile手法の翻訳本などから学び、自社流のソフト開発方式の確立を期待したい。加えて日本の電子情報産業界(JEITA)へのTPSの再学習と実践による普及展開を期待している。80年代から日本のバブル崩壊まで、日本の電子情報産業が繁栄を謳歌しており、三河の田舎の自動車メーカで誕生したTPSを学ぶ必要はなかったのかも知れない。TPSの指導者であったトヨタの張社長(1999年~2003年)の時から、NEC、富士通、松下などの大手へのTPS/Lean方式の導入が今世紀以降であり、海外のTPS導入企業よりも遅れている点は否めない。「USのアマゾンは日本(トヨタのTPSコンサル)に学び勝ち組に、日本のITメーカはUSに学び負け組に」とが小生の言葉。

 ソフトウェア開発のAgileプロセスと呼ばれるScrum導入は、日本のソフトウェア開発プロセスの変革に大いに進めたいが、筆者に言わせれば「Scrum導入のレベルに甘んじるな」である。

 モノを加工組立する工場の生産性向上は、人間系としてのTPSとFA/ロボットなどの自動化/機械化を導入した「人間・機械系のシナジー」をESD21では強調している。ソフト開発の生産性向上に、ESD21の當仲理事の「ユニケージ法」などのツールによる「ローコードAgile開発手法」適用をESD21としては提案。 TPSをソフト開発に適用したXP/Scrumなどアジャイル手法を超えて、ESD21の當仲理事の「ユニケージ法」や、小生が理事長のAPSOM副理事長の西岡法政大学教授の「コンテキサー」など、「ローコードやノーコード」と最近命名されたソフト開発ツールと、XP/Scrumなどアジャイル手法を両方取り入れた「ローコードAgile開発手法」による抜本的ソフトウェアの生産性向上を期待しています。

ユニケージ法、GeneXus、Sapiensの講演資料: 2013年7月ESD21セミナー「ソフト開発のTPS/Agileプロセスと自動化/機械化」

 ESD21国際事業 

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 昨日のWebinar に、参加頂いた皆様に有難うございました。日頃関心持たない国の市民サービスのITは勉強になり、お二人の講師には改めて感謝申し上げます。 

「世界電子政府ランキング2020」最下位の日本で、産業界へのDX対応遅れが危惧され、9月にスタートしたデジタル庁のリーダシップが期待されます。筆者が2000年にトヨタ東京本社に異動し、新設したECOM(会長:張トヨタ社長)に関わる時、政府の「e-Japan戦略」を立案した村上敬亮経産省官僚の要請で、彼と二人の部下に「トヨタのIT化」のテーマで講義。今年8月の「浜名湖フォーラム」のzoom会議で、本人に再会した。彼がデジタル庁統括官としてマイナンバーなど国民向けサービス担当とのこと。日本のデジタル化でIT先進国に周回遅れを挽回するには、「この人しかいない」と思える優秀な経産省官僚に、絶大なエールを送り期待したい。以下のネット記事と動画参照下さい。 村上統括官が語るデジタル庁の役割: https://ascii.jp/elem/000/004/069/4069689/  https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202110180650/detail/

<以下、参加案内>

ESD21 Webセミナー「IT立国に学ぶ」

~ DXに向けて日本はIT先進国に何を学ぶか? ~

 ESD21代表理事 黒岩 惠

 国連の「世界電子政府ランキング2020」で1位デンマーク、3位エストニア、5位オーストラリアで日本は最下位の14位で役立たずのマイナンバーカードや、住民サービス電子化遅れは特にコロナ渦の中で「日本のIT後進国」を実感させられてきました。

 今回は「DXに向けて日本はIT先進国に何を学ぶか」をテーマとしてまず、ESD21の鈴木顧問・理事にドイツと豪州の駐在経験から1位デンマークと5位のオーストラリアの概要報告を頂きます。メイン講師としては、筆者が4年間関わってきた電子商取引推進協議会(ECOM)で一緒に活動した前田陽二氏を招聘し、日本の行政の電子化遅れの根本原因や現在同氏が率いておられる日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会(略JEEADiS)がIT先進国であるエストニアをデジタル社会のモデルとし、国民視点で日本の情報化社会のあり方を考え、世界に貢献できる日本を創ることを目指されている姿をお話し頂けます。コロナ渦で外国への渡航も自由でないこの時期に日本に居ながらにして外国を感じられるひと時です。貴重な機会ですので、ぜひ多数の皆様のご参加をお待ちします。

(参考)ECOMは電子社会の制度設計(個人情報保護法、企業間商取引のEDI/EC標準づくりなど)を主目的に、当時の日本情報処理開発協会(JIPDEC)が事務局の任意団体。1995年にスタートした通産省(現在の経産省)による産業の高度情報化プログラム対応で設立された4団体が統合されて、2000年に電子商取引推進協議会(ECOM会長=トヨタ張社長)として新発足し、その後2010年まで活動して解散。黒岩はECOM会長補佐と、EDI/ECに関わるWG活動や、以下の報告書にあるPKIの普及啓発活動に従事。アーカイブにある電子署名・認証利用パートナーシップ報告書2003 (jipdec.or.jp) は、霞が関の総務省、法務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省に参加頂いた省庁横断の団体の活動報告、行政の電子化基盤として重要なPKI(Public Key Infrustracture)技術の普及活動を推進。

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~~~~~  記  ~~~~~ 

■ 日時:2021年10月21日(木) 16:00~18:45(接続受付開始15:40)

■ 場所:Zoom会議室(URLは申込者に1日前に メールでお知らせします)

■ 定員:80名 (ESD21会員優先、ビジターの方は定員余裕あれば10月1日より受付、参加費無料) 

■ 講師: (1) 鈴木 明夫      ESD21 顧問・理事     講演資料UP(当日資料は変更あり)⇒ 資料(鈴木).pdf

     (2) 前田 陽二 氏  (一社) 日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会 代表理事 ⇒ 資料(前田).pdf

(注)講演者お二人の略歴は、最後尾を参照下さい

■ プログラム:
 〇16:00~16:05 挨拶と進行               ESD21代表理事 黒岩 惠 ⇒ 資料(黒岩).pdf

 〇16:05~16:45 講演1:講演とQ&A (40分)

 〇16:50~17:55 講演2:講演とQ&A (65分)

 〇18:00~18:20 総合質疑(20分)

■ 講演1: 16:05~16:45 (Q&A含む)

テーマ「IT先進国紹介」 ―欧州・豪州駐在経験者が見たデジタル先進国デンマークとオーストラリアの強みー

 (1) 鈴木 明夫    ESD21 顧問・理事 (元豊田通商)

■ 講演2:  16:50~17:55 (Q&A:15分含む) 

テーマ「未来型国家エストニアに見るデジタル社会」

  (2) 前田 陽二 氏  一般社団法人 日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会(JEEADiS)代表理事 (元三菱電機)

講演概要:バルト3国の小国、人口130万人のエストニアでは、立会人を必要とする結婚と離婚、公証人を必要とする不動産売買以外のほぼすべての行政サービスをネット上で利用することができ、役所に足を運ぶ必要がない。本講演では、エストニアにおけるデジタル社会構築の進め方と今後の計画を紹介する。

■お問合せ、参加お申込み:

下記の登録フォームで参加申込み下さい。お問い合わせは、黒岩(skuro*esd21.jp)まで、メールでお願いします。*を@に置き換えてからメールをお送りください。

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鈴木 明夫  ESD21顧問・理事

略歴(海外関係のみ):1972~1977年 5年間 西ドイツハンブルグ市駐在。豊田通商ドイツ駐在員事務所長として全欧カバー、自動車生産技術・設備・材料の日本向け取引。 その後も出張機会多い。 1993~1999年 6年間 オーストラリア シドニー/メルボルン両市駐在、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア他南太平洋全域カバー豊田通商現地法人会社と関係会社5社の社長及び投資先企業4社の役員兼務

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前田 陽二 一般社団法人 日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会(JEEADiS)代表理事

略歴:1948年富山市生まれ。早稲田大学理工学部電子通信学科卒業後、同大学理工学研究科修士課程を修了。三菱電機株式会社に入社し、文字・画像認識分野の研究開発に従事した後、2001年~2009年にECOM(次世代電子商取引推進協議会)に出向し電子署名および認証の分野を中心に調査研究に従事。2010年~2013年、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)主席研究員、2005年~2014年、はこだて未来大学(夏季集中講座)非常勤講師。工学博士。

共著に『未来型国家エストニアの挑戦-電子政府がひらく世界』 (NextPublishing)、『IT立国エストニア−バルトの新しい風』(慧文社)、『国民ID制度が日本を救う』(新潮新書)他。

定款   会員規約   プライバシーポリシー   リーフレット