1.全社最適JIT経営研究会(わくわくJIT研)が目指すもの
中部地域の製造業を中心に培われてきた、JITを中核としたある経営哲学があります。それは、人々が元気を出して、昨日より今日、今日より明日と持続的に進化する経営環境を整えることを目指すものです。
残念ながらこの素晴らしい知恵が広まらないことに疑問を持ち、その限界を突破しようと始まったのが当研究会です。
大学教授、コンサルタント、経理部門長、改善担当者、システム設計者、品質管理、設備設計者などなど、様々な立場で、サービス業、小売業、製造業、と業種と問わず、多くの企業に関わってきた当研究会メンバーが、その豊富な失敗・成功体験を携えて集まり、議論を重ねてきました。(第1ラウンド)
「倒産してしまう企業」「継続成長している企業」その違いはなんでしょうか。「企業が持続的に進化する環境」そのポイントが「流れを創る」ことにあると、私たちは考えています。
私たちはこのJITを中核とした知恵を広め、「三方良し」のより良い社会創りに貢献していきます。
2.全社最適JIT経営研究会(わくわくJIT研)が本を出版しました。
『中堅・中小・町工場 向きの JIT経営入門』
わくわくJIT研究会の第1ラウンドの活動成果を中心にまとめたもので、初心者の中小企業がJITを導入し業績を急回復させるなど、わくわくするような実例や考え方が沢山盛り込まれています。是非ご購読下さい。平成29年2月に出版記念講演会を開催予定です。
■書籍購入方法
アマゾンサイト(下記)よりご購入ください。(1296円/冊)
https://www.amazon.co.jp/dp/4864875707/
3.全社最適JIT経営研究会(わくわくJIT研)の研究会員(第2ラウンド)募集中
現在、わくわくJIT研究会では第2ラウンドの研究会員を募集しております。第1ラウンドの成果を受け、次のステージへの研究会活動を展開中です。2ヶ月に1回程度の定期報告会のほか、関心分野を共有する有志皆さんによる「勝手連分科会」を展開しています。皆様の入会をお待ちしております。
なお、わくわくJIT研究会へは、ESD21会員の方であればどなたでも入会できます。
■入会申込み(下記に記入して送信下さい)
全社最適ジャストインタイム経営研究会(わくわくJIT 研究会)事務局(神谷)
※参考:『中堅・中小・町工場 向きの JIT経営入門』の中でも紹介されていますTPS,JITを分かり易く理解させるために、ゲーム形式での『紙飛行機折りゲーム』があり、下記はその演習に参加した方の感想です。
わくわくJIT研の「紙飛行機折りゲーム一口感想」 2016年12月2日 瀧野 勝(わくわくJIT研究会会員)
紙飛行機折りゲームは、TPSというと抵抗感がある企業、TPSは頭でわかっているが実現はムリと考えている経営層から担当者まで、理屈を抜きに「流れ創り」が必要であることを頭でなく体で納得してもらえる「素晴らしい教育法」であると体得しました。学校教育でも「アクティブ・ラーニング(グループ・ディスカッション、ディベート、グループワーク等による課題解決型の能動的学修)」が取り入れられて来ています。品質管理では「品質管理は教育に始まり、教育で終わる」というキー・フレーズがあります。紙飛行機折りゲームは、JITの「流れ創り」をコスト(費用)と関連してアクティブ・ラーニングとして企業経営は「JIT教育に始まりJIT教育で終わる」を実践・体得できることを中小企業の経営層から担当者まで納得してもらえるので、この方法をJIT教育の一部のノウハウ・スタンダードの一部とするとよいと考えます。