(終了)ESD21オープンフォーラム「ICTビジネスイノベーションとソフトウェア」

ESD21オープンフォーラム「ICTビジネス・イノベーションとソフトウェア」

~~~ 新しいICT時代のビジネス変革と働き方改革を考える ~~~

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主催: 一般社団法人「持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(ESD21)

協賛: 組込システム技術協会(JASA)中部支部電子情報通信学会東海支部、東海インターネット協議会経営情報学会東海支部自動車問題研究会東海支部 CSPA中部部会情報処理学会東海支部

 標記オープンフォーラムは、多くの協賛団体様のご支援により、定員90名を超えてもキャンセル待ちの方10名強、参加登録の方のご協力により希望者全員に参加案内できました。ご協力ありがとうございました。ESD21は法人会員(70社)、個人会員(120名)で運営している民間団体ですので、ビジターの方にはご理解頂きたくお願いします。当日の会場および懇親会の写真(クリックにより拡大)と、公開講演資料はプログラムの講師欄にUPしておりますので、ご参照頂ければ幸いです。(文責:黒岩 3/26)

図2.png                    (写真はクリックで拡大)

2018216日 ESD21代表  黒岩惠

  世界の伝統的製造業へのICTのインパクトからドイツでIndusrty4.0が提唱され、日本でも2015年、RRI, IoT推進ラボ、IVIなどの団体でコンソーシアム活動が開始された。現在もSociety5.0の名で、IoT、ビッグデータ、AI、ロボティックスなど新しい分野でICTの取組みが、広く展開されている。20数年前の産業の高度情報化推進におけるWintelの時代から、モバイルやスマホの普及で新しい主役はGAFAになり社会経済全体の「デジタル・イノベーション」に向け、大企業から中小中堅まで変革への対応が迫られている。 (注)GAFA=Google, Apple, Facebook, Amazon

  ここ東海地区は自動車、航空機、鉄鋼、工作機産業が集積する世界一のものづくり地域である。自動車産業におけるイノベーションはCASEという言葉で語られ、産業構造が今後大きく変わろうとしている。CASE C (Connected)は、車もスマホと同じ「ネット端末」を意味し、A (Autonomous)は「自動運転」、S (Sharing)は、Uberで知られた自動車は所有から「共有」の時代、そしてE(Electric Vehicle)は「電気自動車」である。この4つのイノベーションはICTの技術革新の所産であり、自動車産業の今後の競争力は、材料や部品などの固有技術以上に、ICTのハードウェアとソフトウェアの技術に依存しつつある。

  ESD21は、持続可能な日本のモノづくりに「TPS(トヨタ生産方式)IT」、「改善と改革」による生産性向上、競争力向上を支援する団体として発足。今回のオープンフォーラムでは、新しいICT時代における産業構造、ビジネス構造の変化、自動車産業業の競争力に必須となるソフトウェアをテーマとして取り上げる。持続可能な日本のモノづくり、皆さまとご関係組織の競争力向上のヒントになれば幸いです。ご関心ある方には是非、参加頂きたくご案内申し上げます。

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●日時:2018年3月23日(金) 13時30分~17時30分  (受付:13時00分)

●会場:東桜会館 第2会議室 地下鉄東山線「新栄町」又は、桜通線「高岳」より各徒歩5分    

     http://www.chudenfudosan.co.jp/bunka/map/higashisakura

●定員:90名(先着順になります)

●会費: ESD21会員・協賛団体・招待者は 無料。ビジター:3/1よりご招待 無料

●受講対象: 製造業、サービス業、ITサービス業のトップ、経営・管理者

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●プログラム

主催者挨拶とESD21からのメッセージ                   ESD21代表  黒岩惠  資料(黒岩).pdf   13:30~14:00

基調講演  テーマ「デジタルがもたらすビジネスと市場の構造変革」                  14:00~14:50

                          株式会社インテック/大阪大学 中川郁夫 氏 資料(中川).pdf

概要 :IoT, BigData, AI, Robotics に代表されるデジタルテクノロジーの登場を機に、ビジネスのあり方が大きく変わろうとしている。デジタル時代の幕開けがビジネスや市場の構造をどのように変えるのか。市場を牽引する先進事例の分析から、デジタル変革の本質を考察する。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 休憩( 14:50~15:05) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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講演1: テーマ「ソフトウェア開発のアジャイル手法を超えたビジネスのアジャイル」          15:05~15:35

                    株式会社アトラクタ(ESD21個人会員) 原田騎郎 氏  資料(原田).pdf

                                              

概要 :ソフトウェア開発においてアジャイルはほぼ標準の地位を占めるに至った。アジャイルの適用範囲は今やソフトウェアに留まらなくなりつつある。このセッションでは、アジャイル手法の広がりの現状について概説する。

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講演2:自動車ボディ系システムにおけるプロダクトライン開発の導入と実践(仮)            15:35~16:05

             アイシン精機(株) ソフトウェア技術部 ソフト基盤開発G 浅野雅樹 氏  資料(浅野).pdf

概要 :自動車用の組み込みソフトウェア開発では、車種展開の開発工数が年々増大しており効率化が喫緊の課題であった。そこでプロダクトライン開発を導入し、ソフトウェア構造の見直し等を実施し、展開工数を大幅に削減した事例を紹介する。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 小休憩(16:05~16:10) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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講演3:AIによる熟達者知見の活用 (金型量産立上における不具合推定の仕組み構築)           16:10~16:55

                        株式会社LIGHTz 事業企画部 堀越龍彦 氏  資料(堀越).pdf

概要 :ビッグデータ型とは異なる教師データ起点のAIによる熟達者知見の活用について、IoT金型とAIを組み合わせて金型量産立上における不具合を推定する仕組み構築の事例を取り上げつつ紹介する。

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講演4:クラウドを導入してみて、本当のところはどうなのか?                     16:55~17:20

           ヤンマーエネルギーシステム(株)経営企画部(ESD21理事)  大坪啓二 氏  資料(大坪).pdf

概要: 近頃、頻繁に耳にする「クラウド」。なんとなく分かったような、雲のイメージが先行するモヤモヤ感があるクラウドを実際に使ってみて、本当に使えるのか? 今までのシステムと何が違うのかを解説する。

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●懇親会: 講演者(ご招待)と参加者とのコミュニケーションの場です。ぜひ参加下さい。定員30名、会費5千円弱 会場未定

●お問合せ、参加申込み: 不明な点は下記にお問合せ下さい。ご参加は下記申込フォームに記入下さい。

  E-mail: skuro*esd21.jp (*を@に変更してメール下さい) 3月13日(火曜日)11時、定員となり申し込み締め切ります。参加登録の方は、キャンセル待ちになりますので、ご了承下さい。

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