本協会では広く最新のIT技術と社会の流れを会員の皆さま、ご支援者の皆様に知っていただき、持続可能なモノづくり・人づくりの参考として頂くために「ITトレンド・フォーラム」を企画していくことになりました。
その第一弾として、平成23年11月21日(土) に第一回 ITトレンド・フォーラム 「インターネット崩壊の危機迫るか!!! IPv6と今後のネット社会への対応を考える」を開催しました。
現在標準となっているインターネット情報交換規約「IPv4アドレス」の枯渇に伴う企業情報システムへの重大な懸念、そして新しい規約 「IPv6」と「IPv4」との共存・互換性など、多くの難題を抱える現状を中心として、今後のネット社会がどう変わっていくのか、それに企業としてどう 対応していかなけばならないのかをテーマに、専門家のお二人に講演頂き、パネルディスカッションでは会場を交えて熱い意見交換を行いました。
なお当日参加いただいた皆様へは、当日の資料を後日配布させて頂きますので、いましばらくお待ちくださいませ。
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日時 : 12月17日(土)15:00~18:30 (開場14:40)
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会場 : 愛知県青年会館(伏見・堀川沿い)第10会議室
http://www.aichi-seinenkaikan.or.jp/
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参加対象者:ESD21会員、非会員を問いません。
企業経営者、企業情報システム責任者、生産管理責任者、IT技術者、IT研究者、その他、話題に関心のある皆様。
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プログラム:
15:00-15:05 黒岩 惠 (ESD21会長)あいさつ
15:05-15:55 鈴木常彦 講演
「インターネットとは何か:成り立ちと今後の展望とIPv6」
<5分休憩>
16:00-17:20 高野光弘氏講演
「IPv6の影響範囲とIPv6で感じるジェネラリストの必要性」
<10分休憩>
17:30-18:30 パネルディスカッション
「今後のネット社会にどう対応していけばよいか」
(パネリスト)高野光弘氏、堀口幹友氏、鈴木常彦
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講師
高野光弘氏(たかのみつひろ)
日本UNIXユーザ会理事 / グリー株式会社のインフラエンジニア
専門は言語処理系およびソフトウェア工学だが、日々さまざまな技術
に興味を持ち生活している。IPv6については残念ながら専門家ではな
いが、ある日手を出してみたら専門家が提唱するお手軽さとのギャッ
プに多く驚きを持った。
堀口幹友氏(ほりぐちみきとも)
有限会社キャンユー取締役社長
PCソフト開発会社、米国コンピューターメーカー日本法人、PC周辺機
器メーカーを経て、現職に至る。
Linuxや Windows Serverを中心としたネットワーク構築などの研修カ
リキュラム企画開発や講師を務める他、月刊ASCIITechnologies や
月刊アスキードットPCなどに記事を執筆。
鈴木常彦(すずきつねひこ)
ESD21理事/中京大学情報理工学部准教授/(株)リフレクション取締役
20年の歴史を持つ東海インターネット協議会を活動の中心として、
その黎明期から地域インターネットワークづくりに関わってきた。
最近はインターノットの悲惨な運用状況を調査し警鐘を鳴らす活動
に取り組んでいる。
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参加者 :約60名
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協賛:経営情報学会東海支部、情報処理学会東海支部、電子情報通信学会東海支部、東海インターネット協議会
後援:東海情報通信懇談会
当日の様子
1. 開会
2. 黒岩会長挨拶
3. 鈴木常彦理事 講演「インターネットとは何か:成り立ちと今後の展望とIPv6」
4. 高野光弘氏 講演「IPv6の影響範囲とIPv6で感じるジェネラリストの必要性」
5. パネルディスカッション「今後のネット社会にどう対応していけばよいか」